esports漫画賞 漫画賞 アイコン

入賞&審査員特別賞 賞金…計50万円

『蒲生伸晃その生涯』田中チヌ 18P

となりのヤングジャンプで受賞作品を読む!
審査員コメント 梅原大吾

一番好きな作品です。
eスポーツを題材に漫画を描く場合、ゲームの内容にこだわったり、シリアスな話にするのは難しいのではないかと思われます。
そもそもプレイしたことがないゲームの内容を理解すること自体難しいので、元々ゲームに興味のない読者がゲームの内容にこだわった作品を読み進めることはさらに困難が伴うと思いますし、シリアスな話に関しては、eスポーツの認知度がもっと上がればともかく、現時点では空回りしてしまうのがオチではないでしょうか。
その点、この作品からは「eスポーツの魅力を伝える」ではなく、まずは漫画として読者を楽しませようという思いを感じました。
結果としてその方が読者もeスポーツに興味を持つと私は思います。

編集部コメント

蒲生伸晃というキャラを通して、esportsそのものをコミカルに描けています。認知度が高く説明が少なくて済むFPSゲームをチョイスした事も、作品を通してesportsに興味を持ってもらいたいという狙いに対してマッチしています。

入賞 賞金…30万円

『1クレジットのプライド』アタル 48P

となりのヤングジャンプで受賞作品を読む!
審査員コメント 梅原大吾

ゲームが好きだけど、親に理解されないから他のことに打ち込むという、現実世界でもよくある話で共感する人が多いのではないでしょうか。
カードゲームと格闘ゲームをミックスするという発想が面白く、こんなゲームがあったら遊んでみたいと思いました。
タイムオーバー間際が熱くなる展開も格闘ゲームっぽくていいですね。
4点の中で絵柄が一番自分好みです。

編集部コメント

規定ページ内で、esportsという世界に対して憧れを持つ若者にとって越えなければいけない普遍的な問題を描きつつ、オリジナルゲームを作品内で魅力的に描くという難しい挑戦をし、それに成功している作品だと思います。またコマのメリハリがしっかりしているので、情報量が多くても印象に残るシーンが多くありました。

佳作 賞金…10万円

『大人の遊び場』棗 葉 40P

となりのヤングジャンプで受賞作品を読む!
審査員コメント 梅原大吾

目標にしていた人がゲームから離れていたことを知った時は寂しいですよね。
ひと昔前はゲームが上手くても世間から褒められることがなく、ゲームを仕事にするなんて夢のまた夢という時代だったので仕方なかったんですよね。
この主人公のような人をたくさん見てきましたが、好きなことに打ち込む時のエネルギーを現実の社会で発揮するのは難しく、ギャップに苦しんでいたようです。
僕もその1人です。
ゲームセンターの世界をリアルに描いた作品だと思いました。

編集部コメント

最終候補作の中で最も「人間」にフォーカスを当てた作品でした。大人になっていく過程で、自分が熱中できることを辞めるというのは多くの人が共感できるテーマかと思います。ただ主人公が格ゲーを辞めて、「もう1度始める」というストーリーなのに辞めた部分があっさりと描かれすぎていて、主人公が、「もう1度始める」部分に期待感があまり持てませんでした。加えて仕事をクビになったのにあまり焦っておらず、高価な機材を買って帰っている部分から「もう1度始める」事へのハードルが低く見え、そこもまた期待感が持てない要因になっているかと思います。

佳作 賞金…10万円

『NewChallenger!!』細井拓路 50P

となりのヤングジャンプで受賞作品を読む!
審査員コメント 梅原大吾

eスポーツの世界の暗い部分をよく表現できている作品だと思います。
教師のキャラクターに惹かれました。
なんらかの事情で夢を諦めた人がeスポーツの世界に入ってくるというのは実際にある話ですし、この教師のように生まれる時代が違えば僕だって!という気持ちのプレイヤーがいるのもeスポーツの世界の特徴です。
どちらのケースも黎明期ならではと言えますよね。
世代や性別、国籍が違っても平等に楽しめるという点もちゃんと表現されていて、読んでいて頷きました。

編集部コメント

esports界に対する偏見をしっかり描いた上で、それを覆すストーリーは単純にワクワクしました。またアクションシーンもとても迫力のある絵作りができていたかと思います。ただ野球部の主人公がesportsに惹かれ、ゲームに対する考え方が変わり、真面目に取り組み、偏見に満ちた教師を倒し部活を設立する、というのは要素が多すぎるかと思います。そのため全体的に駆け足なイメージがあります。自分が一番描きたいシーンを起点にもっと要素を絞り込めるとより良くなるかと思います。

梅原大吾

どの作品もeスポーツの現実を誠実に表現しつつ、エンターテイメント性とエネルギーあふれる傑作で、甲乙つけがたいところがありました。新しい分野であるからこそ、より多くの読者に楽しく読み進めてもらうためには、とくに純粋に漫画としてのエンターテイメント性が必要不可欠であり、これが今後のeスポーツの認知度拡大に大きく貢献するであろうという自信を感じることができました。漫画のちからを再認識し、大の漫画ファンとしてとても嬉しく思いました。

編集部

未知のジャンルであるからこそ、[どういった切り口でesportsを描くのか]という点に注目しておりましたが、候補作それぞれに工夫が見られました。その中でも規定ページ内で人間ドラマとオリジナルゲームという要素を両立させて高いレベルで描き切った『1クレジットのプライド』と、客観的な視点からesportsという世界に対し興味が湧いてくる話をコミカルに描いた『蒲生伸晃その生涯』の2作品が高評価となりました。

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賞金総額

応募資格:プロ・アマ問わず/ページ数:50ページ以内/一作品につき一つの賞に応募可能です。

受賞作はとなりのヤングジャンプ ・ヤンジャン!アプリに掲載予定です。さらに優秀作品に関してはヤングジャンプ・グランドジャンプ・ウルトラジャンプ誌面に掲載される場合があります。また、大賞・準大賞・審査員特別賞の受賞者は2021年1月開催予定の授賞式にもご招待いたします。(※交通費の支給は大賞受賞者ご本人様のみとなります)

最終候補作投稿者にはヤングジャンプ定期購読デジタルが1年間無料となる特典もございます。


※各漫画賞ごとに審査のうえ、受賞作を決定します。
※受賞本数内訳は各審査結果により異なり、各漫画賞の賞金250万円の内訳は各漫画賞で異なります。
※全40漫画賞の賞金総額が最大で1億円となります。
※賞によっては条件の異なるものもございます。詳細は賞ごとの概要をご確認ください。
※商業媒体未発表(投稿サイトやSNSなどを除く)のオリジナル作に限ります。同じ作品を同時期に他の新人賞(web媒体含む)へ応募するのはご遠慮ください。
※受賞作品の出版権、上映・上演権、映像化権などの諸権利は集英社に帰属します。
※応募された個人情報は厳重に管理し、本企画遂行以外の目的に使用することはありません。本企画遂行後、速やかに破棄致します。

応募資格・規約

■応募はプロ・アマ問いません。
■特別な規程のある賞を除きページ数は50ページ以内
■商業媒体未発表(投稿サイトやSNSなどを除く)のオリジナル作に限ります。同じ作品を同時期に他の新人賞(web媒体含む)へ応募するのはご遠慮ください。
■一作品につき一つの賞に応募可能です。
■受賞作品の出版権、上映・上演権、映像化権などの諸権利は集英社に帰属します。
■アナログ原稿は返却いたします。(返却先不明の場合は処分させていただく場合があります)

※応募された個人情報は厳重に管理し、本企画遂行以外の目的に使用することはありません。本企画遂行後、速やかに破棄致します。

審査員
ヤングジャンプ・グランドジャンプ・ウルトラジャンプ編集部&各賞審査員

締切
2020年7月31日(金)
※郵送の場合当日消印有効。

発表
本サイト・となりのヤングジャンプ ・ヤンジャン!アプリを予定。さらに優秀作品に関してはヤングジャンプ・グランドジャンプ・ウルトラジャンプ誌面に掲載される場合があります。

賞金
本サイト内の各賞詳細ページを参照してください。

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